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キーワード選定をはじめ、内部施策や外部施策などさまざまな手法が存在するSEO対策には、施策を効率よく進めるためにチェックツールを使用することが必須です。
しかし、SEO対策に有効なチェックツールは無数にあります。
「数多くあるツールの中からどれを利用すれば良いのか分からない!」
「似ているツールもたくさんあるし…結局違いは何?」
膨大な数のチェックツールを見て、上記のように思った方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に多くのサイト運営者やSEO業者が愛用している17個のチェックツールをご紹介します。
厳選されたチェックツールのみを紹介しているため、”本当に使える”ツールをお探しの方はぜひご参考ください。
キーワードの需要や検索順位のチェック、被リンク数の確認など、SEO対策は行うべき施策が多くあります。
これらを全て手作業で行う場合、膨大な工程と時間が必要となり、効率的にSEO対策を進めることができません。そのため、SEO対策にはツールの利用が推奨されています。
そして、検索結果画面で上位にランクインするWebサイトの運営者は、ほとんど全員と言っても過言ではないほどSEO対策のツールを使用しています。このことから、競合サイトに勝つためにもツールの利用は欠かせないということが分かります。
せっかく集客を見込んでWebサイトを運営するのであれば、より効率的かつ効果的にSEO対策を行えるツールを利用することをおすすめします。
SEO対策のツールは、分析できる範囲や目的別に応じてさまざまなものが開発されてきました。キーワードの選定・調査を目的としたものだけでも、今では数十種類のツールが存在します。
しかし、全てのSEOツールを使いこなす必要はありません。効率的かつ効果的にSEO対策を行うためには、「本当に使えるツール」だけを導入することが大切です。
ここからは、SEO対策業者も利用するツールを目的別に詳しく紹介していきます。
自身の状況や目的に適したツール選びの参考にしてください。
まずはSEO対策の第一歩とも言える、集客効果の高い検索キーワードの選定・調査を行うことができるツールをご紹介します。
Googleが提供する無料公式ツールであるGoogleキーワードプランナーは、キーワードの月間検索数や競合の多さなどを詳しく調査することができます。
Googleが出す一次データであるため、他のツールと比べて数値の信頼性が高い点が特徴です。
本来はGoogleに広告を載せるユーザー向けのツールですが、広告を出さなくてもアカウントを取得するだけで無料で利用することができます。
Yahoo!が提供する無料公式ツールであるYahoo!キーワードアドバイスツールは、Googleキーワードプランナーと同様、特定のキーワードを各種推定データを確認することができます。
Yahoo!はGoogleと同様の検索エンジンが採用されていますが、Yahoo!独自のコンテンツによる順位変動や、検索ユーザーの属性がYahoo!とGoogleでは違うことから、どちらのツールも押さえておいた方が良いでしょう。
Goodkeywordは、Google・Yahoo!・Bingで検索される関連キーワードを一括でチェックできる無料ツールです。調べたいメインキーワードを入力するだけで、簡単に関連キーワードを見つけることができます。
また、Googleトレンドによるキーワードの検索ボリュームもあわせて確認できるため、キーワードを選定する際の参考になります。
次に、各ページに含まれているキーワード数をチェックできるツールをご紹介します。
ohotuku.jpは、コンテンツ内に記載されている特定キーワードの出現率を調査することが可能な無料ツールです。キーワードの個数とその割合を最大50個までチェックできます。
キーワードを入力すると「出現率目標」を設定することが可能なため、コンテンツ内にキーワードがどれほど出現されているかを知りたい場合などにおすすめです。
FC2が提供する無料の公式ツールであるFC2キーワード出現率チェッカーは、特定のページ内に含まれるキーワードの出現率と回数を調べることが可能です。
他のチェックツールと比べてキーワードの表示数が多いため、ページ全体に散りばめられている多数のキーワードについて細かく把握したい方にオススメです。
次は、特定のキーワードで検索した際に、自社のページが何位に表示されているのかをチェックできるツールをご紹介します。
Gyro-n SEOは、自社の検索順位を自動でチェックするだけでなく、検索上位に表示される競合との比較やページ分析まで、さまざまな機能を搭載した無料ツールです。
問題点の把握と分析から施策、そして検証までを一括で行うことができるため、ツールを使い分ける手間を省くことができ、SEOの改善・実行やコンテンツ作成に集中することができます。
SEOチェキ!は、URLと対策キーワードを入力するだけで、検索順位をはじめとしたSEOに関するさまざまなチェック項目を確認できる無料ツールです。
主にWebサイト内部チェックや検索順位のチェック、さらにキーワードの出現頻度や発リンク数など、SEOに関する基本的な情報から、SNSでの「いいね!」の数などもチェックすることが可能です。
検索順位のチェックツールとしては以前から運営されている老舗で、誰でも扱えるようなシンプルな操作性が人気です。
GRCは、複数のサイトや複数の検索語に関して、Google・Yahoo!・Bingの3つの検索サイトのSEO順位を一括でチェックできる無料ツールです。
これまでGRCはMacに対応していませんでしたが、現在ではMacユーザーでもGRCを利用できるようになりました。
過去全ての順位履歴の保存やメモ機能など、順位に関するさまざまな機能を利用することが可能です。
BULLは、検索順位のデータを全自動で毎日取得し、順位データをパソコンやスマートフォンから気軽にチェックすることができる有料ツールです。
Googleアルゴリズムの変動をシンプルなグラフで簡単に確認できるため、検索の順位変化の要因がアルゴリズムの影響なのかどうかを簡単に判断することができます。
また2週間の無料体験期間を用意しており、機能性の高さや安定性・操作性などを無料で試すことが可能です。
次に、サイト内部の要素をチェックできる内部対策ツールをご紹介します。
Googleが提供する無料公式ツールであるGoogle Search Consoleは、Google検索結果における対象サイトのパフォーマンスを監視・管理ができるツールです。
対象サイトがどのようなキーワードで検索されているのか、また検索結果における表示回数・クリック数などの詳しいデータを見ることができます。
Screaming Frog SEO Spider Toolは、自社サイトの構造を把握・サイト内改善に役立つ無料ツールです。
サイト全体のページURLや、タイトル・キーワード、ディスクリプションやhタグなどがすべて一覧で表示されるため、見つけにくいサイト内部の”抜け”をすぐに把握することができるほか、競合サイトの分析にも利用できます。
英語表記となっていますが、操作がしやすい設計であるため英語が苦手な方でも使いこなすことが可能です。
SEOマスターは、SEO対策で重要な100以上の内部項目をチェックできる有料ツールです。問題のある個所を抽出・改善することでサイト内部の最適化を行えます。
サイトの状況を数値で示すツールはよくありますが、SEOマスターは具体的な改善方法のアドバイスも示してくれるため、簡単にプロレベルの内部SEO対策を実施することが可能です。
SEO高屋のSEO CHECK TOOLは、対象サイトのURLを入力するだけで、各記事のメタ情報・検索順位・キーワード出現率など、あらゆるSEO情報を一括でチェックすることが可能な無料ツールです。
SEOに関するあらゆる項目を1クリックで瞬時に分析できるため、WebサイトのSEO効果を簡単に診断したい際に便利です。
Varvy SEO toolは、Googleが定めるSEOガイドラインに沿っているWebサイトかどうかを簡単に調べることができる無料ツールです。その他にも、サイトの表示速度やスマートフォンの適正化がされているかどうかもチェックすることができます。
海外ツールのため英語表記ですが、URLを入力するだけで分析が始まるシンプルな構造となっているため、英語が全くできないという方も簡単に利用することができます。
最後に、サイトの評価を高める被リンクをチェックできる外部SEOツールをご紹介します。
Ahrefs Site Explorerは、どのサイトからリンクを得られているのか、被リンクの状況を中心にSEO情報を調査できる有料ツールです。
ツールの開発企業は世界中の数兆にも及ぶサイト情報を保有しており、その圧倒的なデータ力により精度の高い分析を行うことができます。
Open Site Explorerは、海外のSEO業界で有名なMOZ社が提供する有料の被リンクチェックツールです。
被リンク元の調査に加え、被リンク元のページオーソリティーやドメインオーソリティーなど権威性に関わる独自の評価を調査することが可能で、被リンク元の数だけでなく質もスコアとして確認できます。
Majestic SEOは、被リンクに関する分析結果を分かりやすいレポートやグラフでチェックすることが可能な有料ツールです。
リンク元の質を示すTF(トラストフロー)や、リンク元の被リンク数を示すCF(サイテーションフロー)など、独自の指標で分析することができます。
世界中のユーザーから利用されている海外のSEOツールのため、Webサイトは英語表記となっていましたが、数年前に日本語対応されてからより使いやすくなりました。
ここまで、”本当に使えるSEOチェックツール”を目的別にご紹介しました。
同じ目的で使用するツールであっても、それぞれチェックできる項目数や機能性、操作性は異なります。
「ツールをすべて使いこなす必要はない」と前述しましたが、1つのツールでは把握できない情報を、別のツールで補うことはどの企業でも行っています。
そのため、同じ目的のツールがいくつあっても、初めから1つだけに絞る必要はありません。「どのツールが自分に適しているか」を知ることが最も大切です。
まずは、本記事でご紹介したさまざまなSEOツール情報を参考に、最適だと思えるツール選びから始めてみてはいかがでしょうか。
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