SEO対策の目的である検索順位の向上と”クリック率”の関係

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SEO対策の目的である検索順位の向上と”クリック率”の関係

スマートフォン普及の影響によりインターネットの利用が普及している近年、Webマーケティングにおいて検索順位の上位化は非常に重要となる課題です。

そしてSEO対策とは”さまざまな手法を用いて検索結果の上位化を図り集客を増やすこと”ですが、実際に検索結果の上位に表示させることにより、クリック率はどれほど変わるのでしょうか?また、クリック率の上昇と成果は比例するのでしょうか?

この記事では、検索順位の上位化とクリック率の関係性をメインに、クリック率や成果を重視したSEOの手法についてご紹介します。

1.検索順位とクリック率の関係

運営している自社サイトの上位化を目指すためにSEO対策を行っている、もしくはSEO対策を検討しているという方に質問です。
あなたにとって、「上位サイトの定義」とはどこからでしょうか?

「検索結果の上位3位まで」という方もいれば「1ページ目」と答える方もいるでしょう。
しかし、同じ1ページ目であっても1位と10位ではクリック率が大幅に異なることはご存知でしたか?

まずは、検索順位別のクリック率データをもとに、順位で異なるクリック率の違いについて詳しく見ていきましょう。

1-1.[2017年版]検索順位別クリック率データ

Internet Marketing Ninjasから発表された「Googleの検索順位クリック率データ」によると、検索順位1位はキーワード検索を行った回数全体のうち21.12%の人がクリックしており、ユーザーの5人に1人はWebページを訪問していることが分かります。

続く2位は10.65%、3位は7.57%と、1位の約21%に比べて半分以下の割合です。
4位以下となると軒並み5%以下で、たとえ1ページ目であっても「ほとんどの方にクリックされていない」も同然と言っていいでしょう。

上位3サイトだけを合計すると、全体の4割近いユーザーアクセスを獲得していることとなりますが、2位と3位のクリック数を足しても1位のクリック数には及びません。
クリック率の上昇を目指してSEO対策を行うのであれば、ターゲットをしっかり定めて「1位」を狙うことが重要であると言えるでしょう。

1-2.クリック時に重要なタイトルとスニペット

検索結果の上位表示を大前提として、クリック率をさらに上げるためには「タイトル」と「スニペット」が重要となります。

タイトルはその名の通り、検索結果画面に表示させるページタイトルのことです。
スニペットは、検索結果画面でページタイトルの下に表示される要約文を指しています。

meta descriptionタグを使って表示させるスニペットには、上記の画像のような通常のスニペットの他、「強調スニペット」と「リッチスニペット」の2種類があります。

【強調スニペット】

強調スニペットとは、ユーザーが疑問を抱き検索したであろうキーワードに対し、回答となる情報をそのまま引用して表示された枠のことを指します。
検索順位が1位のWebサイトより上部に表示されるため、「検索順位0位」とも呼ばれており、非常に注目されている表示方法です。

【リッチスニペット】

検索順位に関係なく最上部にコンテンツが表示される強調スニペットに対し、リッチスニペットは検索結果の下部に表示される、通常スニペットの”+α”の部分を指します。
上記の画像では記事内の見出しが表示されていますが、この他リッチスニペットは画像や口コミなど、複数のデータに対応しています。

単純にオーガニック検索で上位表示させることだけが、正しい集客方法ではありません。
クリック率を上げるためには、ユーザーに注目してもらうための様々な周知方法(見せ方)がある事を知り、Webサイトに合った集客方法を模索していくことが大切です。

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2.気を付けたい検索順位とWebサイトのデバイス別表示

「パソコンでは1ページ目に表示されていたのに、スマートフォンで検索してみると2ページ目、3ページ目に表示されていた!」という経験はありませんか?

「デバイスが異なっても検索順位は異ならない」と思われがちですが、実はパソコンとスマートフォンでは、検索結果が全く異なる場合があります。

ここからは、デバイス別で検索順位はどう異なるのか、さらになぜ異なるのかについて解説します。

2-1.パソコンとスマートフォンで異なる1ページ目の検索結果

テーマにより異なりますが、実際にパソコン版とスマホ版の検索窓に同じキーワードを入力して検索をしてみると、上位3位だけでも以下のような違いがありました。

上の画像では、1位のWebサイトは変わらないものの、2位や3位は全く別のWebサイトが表示されています。
基本的に、上位3位はデバイスが異なっても表示順位が大きく異なることは少ないですが、キーワードによりこのような違いが生まれる可能性も十分考えられます。

2-2.閲覧させるデバイスに合わせたレイアウトの最適化

では、なぜ閲覧するデバイスが異なるだけで検索順位が異なるのでしょうか?その理由には、「レイアウトの最適化」が大きく関わります。

デバイスに合わせてレイアウトの最適化をしているWebサイトは、Googleから高い評価を受けることができます。近年特に話題となっているのは、”スマートフォンの最適化”です。

Googleは2015年4月21日に、Webサイトがスマホに対応しているかどうかを検索順位決定の要素に入れるため、「モバイルフレンドリーアップデート」を実施しました。

本日より、Google は全世界でモバイル フレンドリー アップデートを開始します。これにより、モバイル版の検索結果では、モバイル フレンドリーなページの掲載順位が引き上げられ、検索ユーザーは、小さなスクリーン上でも読みやすい、高品質で関連性の高い検索結果をより簡単に見つけることができるようになります。

引用元:Webマスター向け公式ブログ/「モバイル フレンドリー アップデートを開始します(2015/4/21)」

以降、モバイルフレンドリーに対応していないとみなされたWebサイトについては、スマホ版検索結果での順位は下がってしまい、検索順位に大きな変動が見られました。

さらに2018年3月27日、今後はモバイルファーストインデックス(MFI)を展開し、スマートフォンサイトのコンテンツを主軸にインデックスを行う方針を打ち出しました。

本日、Google は 1 年半の慎重な実験とテストの結果、モバイル ファースト インデックスのベストプラクティスに準拠したサイトの移行を開始したことを発表します。
検索結果の提供に使用するインデックスは引き続き 1 つのままです。 メインのインデックスとは別の「モバイル ファースト インデックス」はありません。 歴史的にデスクトップ版のコンテンツがインデックスされてきましたが、今後はモバイル版のコンテンツを使用していきます。

引用元:Webマスター向け公式ブログ/「モバイル ファースト インデックスを開始します(2018/3/27)」

この方針転換は、スマートフォンの検索回数の増加によるものです。
今後は、モバイルフレンドリーに対応しているWebサイトであるかどうかが上位化のカギとなるでしょう。

3.検索順位の上位化と成果は比例しない?

検索順位の上位化に成功すれば、クリック率は当然上昇するためアクセス上昇が期待できます。しかし、クリック率と成果が比例するかと言えば、決してそうではありません。

ここからは、クリック率と成果の関係性について詳しく説明していきます。

3-1.クリック率は上昇するが閲覧も離脱も同じクリック一つ

前述したように、検索順位が上昇すればクリック率は確実に上昇します。
しかし、たとえユーザーからクリックされたとしても、肝心のコンテンツが「的外れ」だと思われた場合は、きっとすぐに離脱されてしまうでしょう。
クリック一つで閲覧できるなら、離脱もまたクリック一つで簡単にできてしまうのです。

「上位化することがゴール」と思われがちなSEO対策ですが、最終的な目的はクリック率の上昇ではなく成果を出すことです。
仮に検索順位が1位になり、多くのユーザーがページを訪問したとしても、成果に至る前に離脱されてしまうと意味がありません。せっかくの努力すらも、たった一つのクリックで全て水の泡となってしまいます。

このことから、「ユーザーの問題解決が出来なければ成果には結びつかない」という事を基本として覚えておきましょう。

3-2.検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツ作りが重要

それでは、成果を出すためには何をすれば良いのでしょうか?
それは、”ユーザーの問題解決に役立つコンテンツを作ること”に尽きます。

ユーザーがページを訪れた時、自分が抱えている問題が解決できそうなWebサイトだと思えば離脱せず、ページ内のコンテンツを読み進めるでしょう。 そしてコンテンツを把握し、問題解決に繋がると思ったときに初めて成果に繋がるのです。
SEO対策を意識しすぎてキーワードを無理に詰め込んだり、不自然なコンテンツとなっていた場合は、仮に上位表示化できたとしても途中で離脱する可能性が高くなり、成果には繋がりにくくなります。

Googleはユーザーのことを第一に考えており、最近のアップデートやアルゴリズムではユーザーファーストの傾向がさらに高まりました。
ユーザーファーストの視点で作られるコンテンツは今後のSEO対策の要であり、大きな成果を生む最大のポイントとなるでしょう。

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4.クリックから確実に成果へ導くためのサイト運用方法

クリックから成果へ導くための近道である「ユーザーファースト」を意識したWebサイトの運用方法を、以下3つのポイントにまとめました。

①検索ユーザーのターゲットを明確にする
②検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成
③コンテンツと検索キーワードを常に見直す

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく説明します。

4-1.①検索ユーザーのターゲットを明確にする

確実に成果を生むためには、必ず検索ユーザーのターゲットを明確にしましょう。
ターゲットを明確にすれば、対象となる検索ユーザーに、より心に響くメッセージを届けられるためです。

ここでは例を出して考えましょう。
みなさんは、キャッチコピーが異なる以下2つの広告を目にしたとき、まずはどちらの広告に注目しますか?


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日々残業でお疲れの方におすすめ!
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きっと多くの方が②の広告に注目するでしょう。その理由はやはり「ターゲット設定」にあります。

①は「全ての人」をターゲットとしているため、かえってニーズがあやふやになってしまい、「自分には関係ない」というイメージを植え付けられてしまいます。こうなれば、興味すら持たれません。

一方、②は「日々残業でお疲れの方」をターゲットとしているため、少なからず「自分には関係のあるサプリ」だと、商品の大まかなイメージまで自然にイメージしてもらうことができるでしょう。
さらに、もともと「疲労回復のためのサプリなど、何かしらの対処法を求めている」という方なら、成果により繋がりやすくなります。

このように、予めターゲット像を設定することは非常に重要です。

4-2.②検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成

次に重要となるのは、”検索ユーザーの悩みを解決するコンテンツ”です。

例えば、肌荒れを治したくて「肌荒れ 治し方」と検索したとします。
しかし、検索結果に表示された記事ページのテキストコンテンツが「肌荒れとは?」「肌荒れの種類」「肌荒れの原因」など的外れな情報ばかりだった場合、あなたはどのような行動をとるでしょうか?
最も欲しい情報は「肌荒れの治し方」であるため、悩みを解決してくれるコンテンツだとは思えず、すぐに離脱してしまうでしょう。

最近では、文字数を増やすために前振りを長くしてしまい、肝心のメインコンテンツをアピールできていないWebサイトも非常に増えています。
ユーザーから問題解決に繋がらないと思われるWebサイトは、いくら上位化されたとしても成果には繋がりません。
設定しているターゲットが「どんな情報を求めているか」を考えることが重要です。

4-3.③コンテンツと検索キーワードを常に見直す

ユーザーに求められるコンテンツを作成しても上位表示できない場合は、一度SEOキーワードの見直しも視野に入れることが大切です。

”上位表示しやすいWebサイト”は、検索数が少なく、かつ競合が少ないスモールキーワードです。

ビッグキーワード ダイエット
旅行
サプリ など
ミドルキーワード ダイエット 筋トレ
旅行 ホテル
サプリ 疲労回復 など
スモールキーワード ダイエット 筋トレ 方法
旅行 ホテル 選び方
サプリ 疲労回復 飲み物 など

上の図のように、スモールキーワードは検索目的が明確であるためユーザーのニーズを捉えやすく、かつ成果に繋がりやすいという特徴を持っています。
また、ビッグキーワードは難易度が高くライバルサイトも多いため、難易度が非常に高くなります。
そのため、最初のうちはスモールキーワードを意識してSEO対策を行うと良いでしょう。
ライバルサイトが少なく、かつ成約に繋がりやすいキーワードを探すためには、Googleが提供している「キーワードプランナー」という無料SEOツールがおすすめです。

以上を踏まえ、検索結果で上位表示され、かつ成果へ導くためには、ユーザーニーズとキャッチコピー・キーワードがコンテンツの内容にマッチしているかどうかが重要であることが分かります。

検索エンジンのアルゴリズムでは、ユーザーが求めている情報がしっかりと盛り込まれているWebサイトを検索上位にランクインさせています。そのため、競合上位サイトをチェックするなど、コンテンツの見直しを常に行うことが最重要課題と言えるでしょう。

まとめ

検索結果の上位化は、クリック率の上昇に繋がります。しかし、クリック率が成果にそのまま繋がることはありません。

SEO対策を行う目的は「上位表示」ではなく、「成果」です。自社Webサイトが検索上位に表示されることがゴールだと考えず、常にユーザーの問題解決に役立つコンテンツを提供することで、成果へと繋げることが可能です。

ここまでご紹介した数々の手法を参考に、ユーザーの問題解決に役立つコンテンツを作成し、ぜひ「成果の出るWebサイト」を目指してください。

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