カテゴリー: 内部施策
発リンクをしたらサイトのSEO効果が下がるのでは?と疑問に感じているWeb担当者も多いのではないでしょうか?そこで今回は、発リンクのSEO効果に関して、詳しく解説していきたいと思います。
結論を言いますと、発リンクはSEO効果があります。
当サイト(SEO比較.jp)でも積極的に発リンクを実施しておりまして、SEO効果を実感しています。
発リンクをすると、以下の3つのSEO効果が期待できます。
これら全て、SEO対策を行う上で重要な要素となります。
では順番に解説していきたいと思います。
発リンクを行うことで、ユーザーが検索したキーワードに対して、関連性の強いページとして認識されます。
Googleはユーザーファーストのコンテンツを好む傾向にありますので、結果的にSEO効果が高まるというロジックです。
発リンクを行う際は、関連性のあるサイトやページにリンクを設置するようにしましょう。
発リンクはコンテンツの信頼性担保に繋がりますので、SEO対策ができます。
なぜなら、GoogleはYMYL(お金、人生に影響する医療、健康問題)領域のコンテンツを厳しく評価しているからです。
記事によっては、YMYL領域のコンテンツを作る場合があるかと思います。
その場合、EAT(専門性、権威性、信頼性)が必須条件となってきますので、専門性や信頼性の高いサイトの発リンクが効果を発揮します。
信頼性に欠けている、または専門性に欠けているコンテンツがありましたら、質の良い発リンクを行うことで順位が上がるかもしれません。
発リンクを実施することでユーザーの利便性を確保できるようになります。
なぜなら「情報をもっと深く、詳しく知りたいユーザーはたくさんいるから」です。
そんなユーザーにとって、より詳しい情報が掲載されている記事の発リンクがあれば、まちがいなく満足度が上がります。
結果的に、Googleの評価が高まるというロジックになります。
「それだったら自社サイトで網羅性のあるコンテンツを作れば良い」と、思うWeb担当者もいることでしょう。
もちろん、それは正解なのですが、記事に掲載する内容がブレないように注意してください。
記事に一貫性がないと、ユーザーの離脱に繋がるおそれがあります。
発リンクはSEO対策になりますし、上手く使うことでユーザーの信頼度も上がる施策です。
とはいえ、間違った発リンク施策を行ってしまうと、逆効果になります。
今から、発リンクの間違った施策方法と対策方法を3つご紹介していきます。
注意点と言いまして、意外と理解しやすいのでご安心ください。
順番に解説していきますね。
発リンクを実施する際【質の低いサイトや記事への発リンクは行わない】ようにしましょう。
なぜなら、記事に設置している発リンクはGoogleのクローラーが巡回しますので、巡回先が質の低いコンテンツだと自社サイトの評価を落とす原因になるからです。
あなたが担当しているサイトの質が良くても、紹介先のサイトのコンテンツが悪ければ、同様の評価を受けてしまう可能性があります。
ので、発リンクを行う時は、必ず発リンク先のサイト評価を確認してください。
参考先のサイト評価を行う際は「【SEO業者も使用】本当に使えるチェックツール17選」で掲載しているツールを使うと良いでしょう。
発リンクを実施する際は、大量に発リンクを設置しないように注意が必要です。
「じゃあ1ページあたりの発リンクの妥当数は?」と、疑問に感じているWeb担当者も多いと思います。
実は発リンクの数に関して、Googleは正式な発表をしていないのです。
なので当サイト(SEO比較.jp)は【ユーザーにとって、必要な数】という認識をしています。
以下の引用はGoogleのマット・カッツ氏の発言になります。
たくさんの人たちが、1ページに102本とかのリンクを貼るとスパムとみなされ手動の対策を受けると思い込んでしまった。 でもそうではなくて100というのはおおまかな目安にすぎない。 それでもウェブは変化し発達していく。特に、ウェブページはずっと大きくなってきた。リッチメディアが増えてきたし、たくさんのリンクを掲載しているアグリゲーターも珍しくない。 そこでガイドラインから100という数字をなくして「妥当な数に抑える」という表現に変えた。
引用:【動画】マット・カッツ氏の発リンクに関しての見解
とはいえ、大量の発リンクはユーザーの利便性を損なう可能性がありますので、注意しましょう。
発リンクをサイトに実施する際、ある程度、独自コンテンツを作ってください。
仮に、独自コンテンツが薄い状態で発リンクを大量に設置すると、Googleの評価を落とす可能性がありますので、注意が必要です。
最近では、タイトルと見出しだけを作り、他は全て引用にしている方が増えていますが、それでは会社の売り上げを上げるどころか業績が下がってしまう原因になります。
何も考えずにペタペタと発リンクを貼るのではなく、ユーザーの利便性を考えた上で実施しましょう。
そうすればおのずと自社サイトの自然検索が増えて、売り上げアップに繋がります。
質の悪いサイトや記事には【rel=”nofollow”】タグで発リンクをしましょう。
nofollowというのは「Googleのガイドラインのリンクに対して rel=”nofollow” を使用する」でも解説されていますが、指定したリンクをたどらない施策になります。
【 rel=”nofollow”】を付けることで、最悪の事態を防ぐことができます。
とはいえ、むやみやたらに【 rel=”nofollow”】をつけると、効果が薄いので、発リンク先をしっかり吟味した上で付けるようにしましょう。
ここからは実際に発リンクでSEO対策が成功した事例を2つご紹介していきたいと思います。
この成功事例をしっかり読み込めば、発リンクでのSEO効果をイメージできるでしょう。
アメリカの研究チームの実験で発リンクを適切に実施したらサイトのページランクが上昇したという結果が発表されています。
しかし、およそ1週間で徐々に「他サイトへの発リンクグループ」が順位を上げ始め、けっきょく実験開始後6週間には、「発リンクグループ」が上位5位までを独占、なしグループのサイトは全て6位以降の下位にランクされる、という結果となりました。
引用:他サイトにリンクで、なんと自サイト順位上昇
自社サイトが上位5位までを独占しているなんて夢のようですね。
発リンク効果が驚異であるという紛れもない事実です。
とはいえ、発リンクは正しく設置しないと効果がでないどころか、逆効果になってしまいますので、実施する際は慎重に行いましょう。
とくにSEOに知見がないWeb担当者は細心の注意が必要です。
結論をもう一度言いますと【発リンクは正しく使えば間接的なSEO対策】ができます。
直接的なSEO対策にはなりませんが、ユーザーの利便性やコンテンツの信頼性が担保できるという観点から、間接的にSEO対策ができます。
Googleはユーザーファーストなコンテンツを重視する傾向があります。
なので、発リンクを上手く使いこなし、ユーザーにとって利便性の高いサイトを作っていきましょう。
とはいえ、発リンクを含め、きちんとしたSEO対策をしたいのであれば、優良なSEO対策会社に依頼するのも効率的ですよ。
当サイト(SEO比較.jp)では「大阪でオススメできるSEO対策会社」と「東京でオススメできるSEO対策会社」をまとめていますので、ぜひご覧ください。
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