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SEO対策には、キーワード選定や競合調査・順位計測など、行うべき施策が数多くあります。これらの作業を効率的・効果的に行うためには、”SEOツールの活用は必須”と言っても過言ではありません。
ただ、SEOツールは総合的に判断できるものから各施策内容に特化したものまで幅広く存在しており、同じ機能を持つツールも費用別で複数あるため、
「どのSEOツールを選べばいいのか分からない!」
「無料ツールと有料ツール、結局どっちの方がいいんだろう?」
このように悩んでいるサイト運営者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、SEOツールを選ぶ基準をはじめ、おすすめのSEOツールを費用別(無料・有料)でご紹介します。
SEOのプロや数多くの企業が利用しているツールを厳選しているので、ぜひSEOツールを選ぶ際の参考にしてください。
目次
SEO対策は内部施策・外部施策・コンテンツ強化など行うべき施策内容が多く、それぞれの施策内容に対する効果測定や調査を行うためのSEOツールが多数存在しています。
行った施策に対してどのようなSEO結果が出ているのか、仮説が正しいかどうかなど、PDCAサイクルを回すためには診断・チェックツールの使用が必須です。
ただ、適当に選んだツールをなんとなく使用していれば良いというわけではありません。
現在では性能の高いSEOツールが数多くありますが、その中から最適なツールを選ぶためにはどのようなポイントに注目すべきなのでしょうか。
ここからは、SEO対策のツール選びの基準となる「金額」と「利便性」の2つにポイントを絞り、説明していきます。
Googleが提供している公式ツールは基本的に無料で使用できるものが多いですが、Google以外の企業が提供しているSEOツールは無料・有料など料金体系がさまざまです。
そして、SEOツールは無料よりも有料ツールの方が性能が優れていると一概には言えません。どれほど成果を出しているサイト運営者でも、施策内容によっては無料ツールを使用しているケースも多くあります。
そのため、まずは「どのような機能を持っているか」を知るために無料ツールを使用し、機能性の限界を感じた場合に有料ツールの使用を検討すると良いでしょう。
無料・有料に関わらず、ツールを使いこなすことができなければSEO対策の効果を十分に得ることはできません。
ツールの機能ももちろん大切ですが、全く使いこなせないツールだとSEO効果を得られないだけでなく、有料ツールであれば費用の無駄になってしまいます。
そのため、まずはどのツールが自分にとって扱いやすいかをしっかり把握することが大切です。
ここからは、ツールの利便性を知るため実際に多くの企業が愛用しているおすすめのSEO対策ツールを無料・有料に分けてご紹介します。自身のサイト状況や目的に適したツール選びの参考にしてください。
まず初めに、無料で使用可能なおすすめSEOツールをご紹介します。
SEO業者も愛用している便利ツールのみをピックアップしているため、これからSEO対策を始めようと思っている方はもちろん、無料でも機能性の高いツールを探しているという方も必見です。
■キーワードプランナー
Google広告の機能の一つであるキーワードプランナーは、キーワードの検索ボリューム・関連キーワード・競合の多さなどを把握することができるツールです。
Googleの一次データを直接取得することができるため、キーワード選定ツールの中でも特に利用者が多いことが特徴です。
本来はGoogleに広告を掲載したいユーザー向けの機能ですが、広告を出さなくても無料で利用することができます。
キーワードプランナーを利用すれば、競合性が低く、かつ成果の出やすいキーワードを簡単に見つけることができるでしょう。
キーワードの市場調査を行いたい方に特におすすめですが、SEO対策を行う全ての人に必須のツールと言っても過言ではありません。
■ohotuku.jp
ohotuku.jpは、コンテンツ内に含まれているキーワードの出現率を分析できるツールです。
URLを入力するだけで、キーワードの出現数・出現率を最大50個までチェックできるシンプルな操作性が魅力の一つとなっています。
目標出現率に対して必要なキーワード数も確認できるため、SEO記事の作成にあたってキーワード対策を適切に行いたい方におすすめです。
■Google Search Console
Google Search Consoleは、検索結果における自社サイトのパフォーマンスを分析・管理できるツールです。
特定の検索キーワードで表示された回数・検索順位・クリック数など、検索ユーザーがWebサイトにアクセスする前の重要なSEO情報を確認することができます。
また、Google検索結果に新規サイトの存在をいち早く認知させたり、Webサイトの表示や運営上のエラーがないか確認するための機能も備えています。
Googleによる正確なデータをもとに細かい分析ができる上、ユーザーのサイト内の行動データを収集するGoogleアナリティクスとの連携も可能なため、Google広告と並んでSEO対策に必須のツールだと言えます。
■hanasakigani.jp
hanasakigani.jpは、自社サイトや競合サイトの被リンク状況をチェックできるSEOツールです。
URLや対策キーワードを入力するだけで、被リンク数・被ドメイン数・被リンク元などを瞬時に分析することができます。
表示される数値やデータはおおよそのものであるため、被リンク状況を分析して外部SEO施策をする際の目安として活用すると良いでしょう。
■SimilarWeb
SimilarWebは、競合サイトを解析してアクセス数や流入経路などをグラフで確認できるツールです。
無料でも利用できますが、有料版ではより精度の高いデータやロングテールキーワードなどをチェックすることが可能です。
独自のシステムで収集したデータから推測した数値となるため、競合サイトのおおよその動向をつかみたいときに有効です。
■Copydetect
Copydetectは、文章のコピーチェックやコンテンツの盗用チェックを無料で行えるツールです。
Web上の全ての文章と照らし合わせ、重複がある場合は文章の一致率や重複箇所を素早く検出します。
また、WordPressの専用プラグインも用意されているため、より手軽にチェックを行うことができます。
外注記事のチェックや、コンテンツ無断転載の確認など、記事の編集業務に携わる方におすすめです。
■SEOチェキ!
SEOチェキ!は、URLと対象キーワードを入力するだけで検索順位を調べられる無料の計測ツールです。
操作が簡単なだけでなく、類似ツールと比べて診断結果の表示が早いため、使い勝手は抜群です。効率良くSEO分析を行いたい人にはぴったりのツールと言えるでしょう。
検索順位以外にも、メタ情報・表示速度・インデックス数・被リンク数など、SEO対策におけるさまざまな情報をチェックすることができます。
また、自社サイトだけでなく、競合サイトのSEO状況も簡単に調べることができるため、SEO施策の戦略を練る際の情報収集としても活用できます。
■GRC
GRCは、Google・Yahoo!・Bingといったさまざまな検索サイトのSEO順位をチェックできるツールです。
現時点での順位は分析できても、順位の推移までチェックできる無料ツールは少ないため、多くの企業に愛用されています。
キーワード検索順位のチェックや、SEO対策状況を確認したい方におすすめです。
■ドメイン評価チェックツール
ドメイン評価チェックツールは、自社サイトのドメインと競合の上位サイトのドメインを比較・評価してくれる診断ツールです。
文字数・ドメイン年齢・トップレベルドメイン(jpやcomなど)の面から分析し、検索上位に表示されているドメインの傾向に合致するかどうかを判定してくれます。
結果に対するコメントも表示されるため、ドメインの最適化を行いたい方におすすめです。
■namaz.jp
namaz.jpは、Google検索における順位変化や検索アルゴリズムの状況を確認できるチェックツールです。
キーワードのジャンル別による変動幅を調べられることはもちろん、検索エンジンに関する最新ニュースや無料レポートの発行も行っているため、SEOに関する最新情報を入手する際にも役立ちます。
また、大きな変動があった際にはメールによる通知機能もあるため、いち早くアルゴリズムの変動状況を確認したい方には必須のツールです。
次に、有料のSEOツールをご紹介します。月額料金は全てツール名の横に記載しています。
有料SEOツールは、限られた期間でほぼすべての機能を無料で利用できる「無料デモ」を提供しているものが多いため、少しでも気になるツールがあれば積極的に無料デモを使用してみてください。
■キーワードファインダー(月額50,000円〜)
キーワードファインダーは、SEOに効果的なキーワードを自動で取得できる有料ツールです。
登録したキーワードとサイト情報を元に、関連キーワードと月間検索数、さらにSEO難易度などを毎日一覧にまとめてくれるため、キーワード調査における業務効率を大幅に向上させたい方におすすめです。
また、対策キーワードをもとに制作したコンテンツの順位確認や、SEOスコアの判定チェックを行えるなどさまざまな機能を備えています。
■SEOマスター(月額37,800円〜)
SEOマスターは、URLとキーワードを入力するだけで内部状況の改善点を分析する診断ツールです。
SEO内部対策に重要な100以上の項目をチェックし、問題箇所の抽出と改善方法をわかりやすく提案してくれるため、内部対策を簡単に実行することができます。
現在の内部施策状況について確認したい方はもちろん、WebサイトやSEOに関する知識・スキルに不安がある方にもおすすめです。
■Open Site Explorer(月額$99〜)
Open Site Explorerは、海外のSEO業界で有名なMOZ社が提供する被リンクチェックツールです。
被リンク数や被リンク元の所在、被リンク元の権威性を独自に分析・評価することで、被リンクの質や信頼性もチェックすることが可能です。
Googleのサービスでも被リンク数を把握することはできますが、管理しているサイトの情報しか確認できません。
一方、Open Site Explorerは競合サイトの被リンク状況も確認できるため、競合分析に非常に役立ちます。
悪質なWebサイトからのリンク対策はもちろん、自社サイトと競合サイトの被リンクや信頼性を分析・比較したい方におすすめです。
■Ahrefs Site Explorer(月額$99~)
Ahrefs Site Explorerは、競合サイトの被リンクなど外部対策の状況をチェックできるツールです。
競合サイトが注力しているキーワードや、競合サイトにリンクしているWebサイトの所在・質を測定することができるため、自社サイトと比較して課題を発見する際に活用できます。
海外サイトではありますが、日本語対応となっているため比較的スムーズに利用することが可能です。
■Ginzametrics(月額100,000円〜)
Ginzametricsは、競合の調査・分析を通じて有利なSEO戦略を実行することに長けたSEOツールです。
自社サイトと競合サイトにおける、SEOキーワードの順位やソーシャルメディアの動向などを毎日モニタリングし、SEO戦略の意思決定に役立てることができます。
また、今まで把握していなかった成長中の潜在競合サイトの発見もできるため、日々変化する検索市場に合わせて戦略を立てることも可能です。
■影武者(月額4,320円〜)
影武者は、コンテンツのコピーチェックにおいて高度な機能を持つチェックツールです。
重複やコピーが見られる文章を判定し、重複箇所や重複しているWebサイトを簡単に解析することができます。
アカウントを登録すればすぐに利用できるという手軽さも魅力の一つです。
もともと記事作成代行サービスで使用しているチェックシステムを基に作られたため、記事の外注作業を行っているメディアやブログ担当の方におすすめのツールです。
■BULL(月額1,100円〜)
BULLは、コンテンツの検索順位を全自動でチェックするツールです。
サイトURLと対策キーワードを登録するだけで、Google・Yahoo・Bingそれぞれの順位を自動で取得してくれるため、WebサイトのSEO管理が楽になります。
また、大きな順位変動があった場合は、その要因が競合サイトによるものなのか、Googleアルゴリズムによる影響なのか等を診断することも可能です。
その他、データの閲覧はPCだけでなくスマートフォンにも対応しているため、外出中でも気軽にデータをチェックすることができます。
順位計測を効率化したい方や、順位変動による分析や対策をしっかり行いたい方におすすめです。
ここまで無料・有料のSEOツールをご紹介してきましたが、どのツールを選べばいいのかまだ迷っているという方もいるかもしれません。その場合は、SEOのプロが愛用している以下5つのツールを導入することをおすすめします。
これらのツールはSEO対策の幅広い領域をサポートしており、多くのSEO業者に利用されています。SEOの基本的な施策内容のチェックや分析を行う場合は、この5つのツールだけでも十分カバーすることが可能です。
SEOツールは目的や特徴、金額で分けると数多くの種類があるため、どのツールを選ぶべきなのかをすぐに判断できる方は少ないでしょう。
しかし、自社サイトに適したツール選びに時間をかけている間にも、競合サイトはSEOツールを利用して、いち早く自社サイトを上位化するための対策を行っています。
最適なツールを選ぶためには、実際にツールを使用して使い勝手の良さを確かめる必要があります。
まずは本記事で厳選したSEOツールの中から、気になるツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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