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会社の商品・サービスの認知度向上や販売、あるいは広告収益を得ることを目的に、Webマーケティングの一環としてWordPressでWebサイトを制作する企業は少なくありません。ただ、
「WordPressでホームページを作成するだけで、質の良いWebサイトが作成できて集客が見込める!」
あなたはそう思っていませんか?
Webサイトでしっかりと集客を行っていくためには、ユーザーが何かキーワードを検索した際に、あなたのサイトが上位表示されている必要があります。つまり、WordPressサイト自体の「SEO設定」が必須です。
SEO設定を行う際には、一般的にHTMLやCSSなどWebサイトを構築する上での専門知識が必要になります。しかし、WordPressには「プラグイン」という拡張機能があり、SEO対策に最適なプラグインを利用することで、効果的なSEO施策や各種設定を簡単に行うことがが可能です。
今回は、WordPressサイトで簡単にSEO対策が行えるおすすめのプラグインを7つご紹介していきます。無数にあるプラグインの中から、何をどのように使用すべきかわからないという方は必見です。
そもそもプラグインとは、WordPressで利用できる拡張機能のことを言います。
わかりやすく例えると、スマホにダウンロードするアプリのようなものです。
このプラグインを導入することで、本来WordPressにはない機能である「アクセス解析」や「フォーム作成」、「サイトレイアウトの変更」などの機能が追加され、自由に設定することが可能となります。
初心者でも扱えるプラグインが多いため、自身のWordPressにインストールするだけで、専門的な知識がなくても、簡単にSEO施策を行うことが可能です。
そのため、WordPressでWebサイトを開設したら、まずは自分の目的にあったプラグインを導入していきましょう。
SEO対策に効果的なWordPressのプラグインは無数にあり、一つずつ機能性を試していくのは非常に非効率な作業です。
そのため、ここでは「これらのプラグインさえ押さえておけば他のプラグインは必要ない!」と言っても過言ではないほどの、初心者でもすぐ導入できる万能プラグインをご紹介していきます。
Yoast SEOはSEO最適化用のプラグインで、全世界で700万以上ダウンロードされている世界で最もポピュラーなSEOプラグインの一つです。
WordPressサイトに必要なSEO設定を基本的に網羅しており、直接WordPressから複雑な設定をしなくても、効果的なSEO対策を行うことができます。
Yoast SEOをインストールすると、主に以下4つのような機能を使用することが可能です。
・HP、投稿などのタイトルタグ、メタタグの設定
・ソーシャルプロファイル、OGP設定
・コンテンツの分量、キーワード数、可読性のチェック
・XMLサイトマップの自動生成
SEO対策にとって基本的で非常に重要なタイトルタグ、メタタグ、パーマリンク設定、XMLサイトマップ自動生成などを行ってくれるため、Yoast SEOのプラグイン一つでSEO対策の設定は十分可能となるでしょう。
そのため、Yoast SEOはSEO対策を行う際に必ず入れておくべきプラグインと言えます。
All in One SEO Packは、SEO対策をする際に必要になる面倒な設定を簡単にしてくれる無料のSEOプラグインです。インストールするとWordPress管理画面に追加され、簡単にSEOに関するさまざまな設定が行えるようになります。
All in One SEOでは以下4つのような、内部SEOに関する設定が可能となります。
・XMLサイトマップ設定
・ソーシャルメディア設定
・Googleアナリティクスの連動
・Noindex設定
All in One SEO Packは、機能の大部分はほとんど同じであるYoast SEOのライバルプラグインともされています。どちらもSEO対策に特化した一般設定などを変更できるプラグインですが、All in One SEO Packの方が少し複雑で、中級者~上級者向けだと言えます。
Google XML Sitemapsは、サイトの存在やページ構成を知らせるためのsitemap.xmlと呼ばれるファイルを作成し、サイトの情報をクローラーへ送るためのGoogleサーチコンソールに自動的に送信してくれるプラグインです。
本来、いち早くインデックスされるためには、新しいページを作成するたびにサイトマップを自分で送信しなければなりません。しかし、Google XML Sitemapsはその無駄な時間を大幅に削減してくれます。
また、サイトやコンテンツの更新頻度と優先順位の指定もでき、検索エンジンに認識して欲しいページとそうでないページを指定できるなど、細かな設定が可能となります。 初心者・上級者問わず、WordPressでWebサイトを持つ多くの方が使用しているプラグインです。
WP Social Bookmarking Lightは、WordPress新規ページ作成時に、ソーシャルボタンと呼ばれるFacebookやTwitterなどのSNSにワンクリックで共有できるボタンを設置できる無料のプラグインです。
中高生から高齢者までスマホが普及している現在、ウェブマーケティングで収益を上げるためには、SNSの活用が必要不可欠と言えます。WordPressとSNSをうまく連携させてウェブでの集客を行っていくために便利なプラグインです。
Twitterの引用ツイートボタンや、Facebookのいいねボタン、はてなブログのブックマークボタンなど、全国で人気のソーシャルメディアを一通りカバーしている上、設置も簡単なため、SNSなどの連携で集客を狙う方におすすめです。
PuSHPressは、ブログ記事を投稿した際に、検索エンジン(Google)にインデックスされる速度を速めることができるプラグインです。
サイトによりどれほどインデックスされるスピードが速くなるのかは異なりますが、ブログ記事を投稿後、数分程度でインデックス登録されるケースもあります。
通常、ブログ記事を投稿してからGoogleの検索エンジンにインデックスされるまでにはある程度の時間を要します。
もし、ブログ記事がインデックスされるまでの間に同じ記事が他のサイトに盗用され、かつそのサイトが先にインデックスされてしまった場合、あなたのブログが「コピーコンテンツ」とみなされてしまいます。
最悪の場合、SEO対策で最も避けたい「ペナルティ」を受ける可能性があります。
インデックス速度を速められるPuSHPressのプラグインを導入することで、記事が盗用されコピーコンテンツとしてペナルティを受けてしまうリスクを大幅に下げることが可能です。
BJ Lazy Loadは、WordPressページの読み込み速度を改善することができるプラグインです。
ページを開いた際、一度にページ内全ての画像を読み込むのではなく、ページをスクロールして画像がユーザーの目に入るタイミングで、画像データを読み込む機能を持っています。
いくら質が良く、検索結果の上位に表示することができたページであっても、画像のせいでページ自体が重く、ユーザーが早々に離脱するようであれば成果に繋がることはできません。
サイトの容量が軽く、不快感のない見やすいページであることは、SEO対策やページの離脱対策を行う上でとても大切な要素です。
ただし、BJ Lazy Loadを使用すると、画像がGoogleにインデックスされない可能性があります。
画像検索から流入してくる検索ユーザーを囲い込みたいなど、インデックスされなければ困る画像があるという場合は、その画像があるページにのみ、BJ Lazy Loadのプラグインを無効にすることをおすすめします。
W3 Total Cacheは、キャッシュによってWordPressブログの表示速度を上げるために有効なプラグインです。
キャッシュとは、一時的にパソコン・スマホ等の中に保存されるデータのことで、同じページにアクセスする際に素早く表示させるという役割があります。
通常、WordPressはサイト内のデータベースから必要な情報を引っ張り出し、動的ページを生成する仕組みのため、ページ表示が非常に遅いのが難点です。しかし、キャッシュによってこの仕組みが排除され、素早くページを表示させることができるようになります。
基本的に、表示速度を高速化するためには、難しいサーバー設定が必要と言われていますが、W3 Total Cacheは表示速度高速化のためのサーバー設定が誰でも簡単に行えることがメリットです。
また、キャッシュにはページキャッシュやデータベースキャッシュ、ブラウザキャッシュなどがありますが、W3 Total Cacheはこの3つのキャッシュ設定すべてに対応しています。
ここからは、WordPressプラグインを導入する簡単な6つのステップを画像付きで詳しく説明します。
ステップ1/WordPress設定画面、ダッシュボード左の「プラグイン」から「新規追加」をクリック
ステップ2/任意のプラグインタイトルを検索(ここではYoast SEOを検索)
ステップ3/検索してヒットしたプラグインの「今すぐインストール」をクリック
ステップ4/インストールが完了したら「有効化」をクリック
ステップ5/プラグインの一覧に薄く青色で追加されてたら導入完了
このように、WordPressのプラグインは誰でも簡単に導入することが可能です。
しかし、ステップ5の画像でも分かるように類似しているプラグインもあるため、インストールするプラグインを間違えないように注意しましょう。
WordPressプラグインはどれも多機能で、WordPressサイトを作成する上で非常に活躍してくれますが、ただ導入すればいいというものではありません。
欲しい機能ばかりを求めてインストールしてしまうと、不具合が生じる可能性があるためです。
ここからは、WordPressでプラグインを導入する際の注意点を見ていきましょう。
WordPressプラグインには”相性”があります。プラグイン同士が干渉した場合、どちらか一方が機能したり、どちらも機能しなくなるというトラブルが考えられます。
このトラブルは特に、似た機能同士のプラグインを導入した際に起こりやすくなっています。せっかくの有能な機能を台無しにしてしまわないためにも、できるだけ同じような機能を持ったプラグインはインストールしないことが大切です。
むやみにプラグインを導入することで、セキュリティホールと呼ばれるシステムの脆弱性を拡大することにもつながります。 セキュリティホールが広がれば、外部からの侵入経路を作ってしまうこととなり、思わぬトラブルに巻き込まれたり、最悪の場合ウイルスに感染してしまう可能性があります。
また、プラグインをたくさんインストールする際は、その都度使用しないものを削除すればいいというわけでもありません。
インストールと削除を繰り返すこともセキュリティホールを広げる原因となってしまうため、プラグインは初めから本当に必要なものだけを厳選してインストールしましょう。
パンくずリストを表示させるだけのプラグインや、限られた機能のプラグインは負担が少ないと思われがちです。
しかし、機能が限定されたプラグインであっても、大量に導入することによりサーバーへの要求が多くなってしまい、サイト自体が重くなることは十分あり得ます。
また、仮にWordPressに問題が起きた場合、プラグインを大量に導入していると、どのプラグインが不具合を起こしているのかの判別が付きづらく、スムーズに問題を解決できないということも考えられます。
プラグインを導入する際は、以前に似たようなものをインストールしていないか、そのプラグインは本当に必要なのかを再確認してからインストールし、使用していないプラグインはアンインストールをするように心掛けましょう。
初心者の方がWordPressでサイトを運営していく際に、コーディングの知識は必須というわけではありません。しかし、簡単にサイトの基本設定をSEO向けにできるプラグインの導入は必要です。
SEO対策を考えているなら、無数にあるプラグインの中でも今回紹介した7つのプラグインはインストールしておきましょう。
全て無料、かつ簡単に利用することができ、効果的・効率的にSEO対策を行うことができるようになるため、どのような用途のWordPressサイトにもおすすめです。
プラグインを導入後、より本格的にSEO対策を行っていく上でさらに必要な機能が出てくる可能性もあります。本記事で紹介したプラグイン導入時の注意点等も参考に、Webサイトに有効なWordPressプラグインを探して導入してみてください。
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